目標達成 2018/02/07

[後編]委任のポイント:種類




こんにちは、石田です。

2月に入りました。

1年で最も寒い、過酷な季節です。
しかも私が普段釣り歩くテリトリーでは
イカ釣り以外に楽しめる釣りがありません。

まぁ、そんなこと言ってますが
2月には2月ならではの楽しみも
ありますので良しとします。

さて。
前回のメールマガジンの続きです。
(前回の内容はこちら)

前回は2018年のゴール達成を確実なものとするために
「委任へ意識を向ける」ということへ取り組む。

「委任」の具体的かつテクニカルな話は私の
オンラインコーチングへ含まれているので、
メールマガジンでは別のアプローチから

「委任案件の種類とそれぞれの概要」
というテーマでお話ししました。


委任する案件には

・お金(金銭的な報酬)だけで成立する委任案件
・お金(金銭的な報酬)だけでは成立しない委任案件
・ある特定の人物にしかお願いできない委任案件

の3種類があることも前回説明した通りです。

で・・・。


2つ目の「お金(金銭的な報酬)だけでは成立しない委任案件」
について途中までお話ししたところの続きからです。

この場合は報酬以外にも

・信頼関係構築
・目標の共有

が必要の場合が多いということでしたね。


そして例としてあなたが

「利益を上げまくる凄腕トレーダーを雇ってトレードを委任したい!」と考えているとした場合、

「この委任はいくら高額の報酬を支払っても成立しない」とお伝えしました。


なぜなら・・・。

このような「高度な技術、特殊な技術」を持っている方は、
そもそもトレードに限らずですが、

「自分で大金を稼ぐ力が備わっている」ので、
「委任を受けなくても、自分でトレードして稼げば良いから」
報酬だけで委任を受けることがないのです。


どちらにしても、そのスキルに対して払う高額な報酬を払ったら
あなた自身も費用対効果が合わないはずです。

そこで必要になってくるのが
・信頼関係構築
・目標の共有
なんですね。

相手の懐に入って深い話をする前提として
信頼関係が構築されていなければムリなのです。
この理屈は自分に置き換えてみればわかります。

あなたが信頼関係のない相手から夢のような目標を語られて
本気で耳を傾けることはないですよね?

そういうことです。


まずは信頼関係が構築されていることが前提で

「お金では買えないものや、一人では物理的に達成が難しいが
複数で力を合わせれば達成可能で、大きな充実感・満足感が得られたり
自分も大きな価値を手に入れることができるような目標を共有すれば、
相手は委任を受ける可能性が出てくる」

のです。


前提条件として委任を受けてもらいたい相手は
自力である程度は稼げるわけですから

トレードで稼いで家を買うとか、いい車に乗るなんていう
小さなゴールは委任を受けなくてもできますので動きませんが、
複数で力を合わせなければ達成が難しい、、、例えば、

・ファンドを作る!
・投資銀行を作る!

などのさらに大きな富を生み出すものや

・●●を設立して●●へ貢献する!
・大きなビジネスを作って社会貢献する!

という貢献の精神が満たされるものなどであれば委任成立の確率は大幅にアップします。


共有するゴールは様々なものがありますが、これは
「自らと対象者共通の価値観に沿った目標である」
必要がありますので、その点を注意してください。


そして最後の
「ある特定の人物にしかお願いできない委任案件」ですが、
この場合の気をつけるポイントは
"信頼関係構築”と"give & take(ギブアンドテイク)"です。

これを理解しやすくするために
最もイメージしやすいのは「奥さま」だと思います。

例えばあなたが集中してトレードに時間を使いたい時、
遊び盛りのお子様が「ねぇねぇお父さん!遊んでよ!」
と声をかけてきて、なかなか集中できないとしましょう。

ここで「お父さんの邪魔をしない環境作り」「子供と遊ぶ」を
委任するとすれば、最も頼りになるのは奥様ですよね。

当然ながら信頼関係のない相手にお願いすることはできませんので、
普段からそのあたりを意識したコミュニケーションは不可欠です。


さらに、奥様も家事や育児、場合によっては
お仕事もあり忙しく過ごしているわけですから、
「奥様に価値の提供ができる何かしらの協力、支え合いの精神」
も必要なんですね。


これらのポイントを押さえておけば、委任は比較的容易になります。

ただ、いきなりとってつけたような行動ではダメです。
今はまだ「子供の世話」ですが、いずれは自分の両親の世話などでも
委任すべきことが出てくると思われます。

このような委任は簡単ではないので付け焼き刃的なことでは難しいです。
なので、「委任を意識する」については日々達成すべき小さなゴールに掲げ、
最初はしっかりと管理しながら取り組む必要があります。


徐々に習慣化することによって委任が日常的なものになり、
あなたの人生においての多くのゴール達成にとって
重要な役割を持つこととなるでしょう。


それではまた!






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